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【ヤンデレ】乙女なアナタに歪んだ愛を【黒バス版】

第21章 EP洛山6 僕と唯ちゃんとバスケ部と


予鈴が鳴り
「それじゃあ、かずくんさん。また来ますね。」
なんて可愛らしく僕に告げると唯ちゃんは自分のクラスへと戻っていった。
昨日とはまるで別人。が文字通りで、こんな早く唯ちゃんが変身するはずないんだよなぁ。
ロードするの間違えてクリア後のデータ呼んじゃったんじゃないの? レベルだよ?

「モテる女は辛いわね。」
なんて先生が来るまでの間レオ姉が茶化してきたけど、その目はハイライトがない。
だから! 君たちまだヤンデレるほど好感度上げてないでしょ。
攻略のし甲斐ないよ。そんな簡単なら!
朝っぱらから疲れた僕は、その日一日ぐったりしていた。
ちなみに唯ちゃんは休み時間の度にわざわざ来てくれた。

ようやく放課後
「さぁ、一葉ちゃん。部活に行きましょう。」
「まだ着替えてないんだけど」
レオ姉に促されても、流石に制服のままはまずいでしょう。
「それもそうね・・・・・・征ちゃんに相談してみましょうか」
「そうするしかないね。」
僕としては別に全員着替えた後に、男子更衣室で着替えてもいいんだけど
案の定征十郎に却下されました。
万が一着替え中に忘れ物とかを取りに行こうとするかもしれないし、"向こう"が困るから。らしいです。
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