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【ヤンデレ】乙女なアナタに歪んだ愛を【黒バス版】

第21章 EP洛山6 僕と唯ちゃんとバスケ部と


翌日

目を覚ました僕はゲームの世界に入ったのが夢だったのではないか?
と確認した。
「・・・・・・」
頬をつねってみる。
「いひゃい」
もちろん現実だった。
現実逃避はそこまでとして、夢じゃなければ楽しまなければ損ではないか。
せっかく、ゲーム内とはいえ二次元の世界に来たわけだしね。

シャワーを浴びて髪を乾かし、洛山の制服に着替える。
「はぁ。しかし見事なまでに現実のままというか・・・・・・」
まぁ、おかげで違和感なく過ごせてるんだけど。
男子制服しかないのが解せぬ。
ちなみに性別は立派な女子でした。
学校のトイレでも確認したけど。

ぼやいてても仕方ないので、鍵をかけて学校へと向かう。
教室に入ると何やら男子が騒がしい。
レオ姉はまだいないようだし、適当なクラスメイトに話しかける。
「どうしたの?」
「あ、和泉さん。隣のクラスの無神さん。って知ってる?」
「唯ちゃん? うん。」
唯ちゃんと呼ぶとどんな関係なの? ってオーラが漂ってきたけど唯ちゃんがどうかしたんだろうか?
「無神さんってね。昨日までは地味な子でイジメられてたんだけど・・・・・・」
っとそこで彼女の声は遮られた。
「あっ!」
僕が謎の美少女に抱き着かれたからである。
まぁ、大方唯ちゃん。だとは思うんだけどね。

「あ、あの。私のこと覚えてますか?」
「唯ちゃんだよね?」
「はい!」
コレ、なんていうギャルゲー?
あ、ギャルゲーっていうのは男性向き恋愛ゲームのことね。
クラスメイト達からはどんな関係なんだ。って雰囲気がひしひしと感じられる。
「女子とは存じ上げなかったんですけど・・・・・・」
と前置きをしてから
「アナタの名前を教えてください。」
わーお。
このゲームってサブキャラも攻略できたんだー。(棒読み)
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