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【ヤンデレ】乙女なアナタに歪んだ愛を【黒バス版】

第20章 EP洛山5 マネになるのは決定事項です。


ようやく、部活が終わった頃。
「へぇ~。やっぱりマネージャーって忙しそうですね。」
気配りとか苦手な僕には絶対向かないと思うんだけど。
「ある程度は聞いたことくらいあったでしょ?」
「まぁ、タオル渡したり、スポドリ作ったりくらいはね。」
そう正ちゃんと今日見学した感想とかを言い合っていると。
「待たせちゃったかしら?」
着替えを済ませたレオ姉たちがやってきた。
「大丈夫だよ。レオ姉。」
「それじゃあ、行きましょう。」
「うん。」

そしてそのまま彼らと下校することになった訳だけど
「一葉さん今日見学してみてどうだったかな?」
「マネージャー希望なんだって?」
「アンタ女だったんだな。」
っと征十郎、コタ、ねぶちんから同時に質問が来る。
僕聖徳太子じゃないです。
「えっとまず見学の感想ね。正ちゃん先輩にも話したんだけど、マネージャーは僕には向いてないかなと。」
それに選手の方が向いてる気がするかな。
プレイしてる皆楽しそうだったし。
「そうか・・・・・・」
そう答えると征十郎は何やら考え込むような素振りをした。
「そんなことないと思うわよ。私は」
とレオ姉もフォローするように付け足してくれる。
「もっとも私は同じ女子が居てくれた方が安心できるってだけだけどね」
とお茶目な感じで言っていたけれど。
うん。可愛かった。

「っで、えっと次はコタか。」
「コタ?」
そういえば、呼び方の確認までしてなかった。
コタは首をかしげる。
小動物っぽくてちょっと可愛い。
「あ、ダメだった?」
「いや・・・・・・嬉しいかも。」
どうやらお気に召したらしい。
若干顔が赤いのは多分照れてる。のかな?
「マネージャー希望。っていうより、それしか選択肢が・・・・・・男子バスケ部だし」
「それもそうだな。」
納得してくれたらしい。
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