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【ヤンデレ】乙女なアナタに歪んだ愛を【黒バス版】

第16章 EP洛山1 洛山へ


僕は悩んだ末に洛山高校へ行くことにした。

あ、そういえばこのゲーム。
プロローグこそヒロインは社会人設定だったけど。
本編内だと学生だったんだよなぁ。

扉を通り抜けると、少し目線が低くなった。
元々僕の身長は180だったけど、今は170代くらいだな。
確かに高校生の時はこれくらいだったね。
っとなると173くらいかな?

僕は身長を確認すると共に制服も確認する。
「男子制服だよね? コレ・・・・・・」
別に学生時代は男装していた訳ではないし、僕の恋愛対象は一応男子だから、男子制服着る意味を見いだせないんだけど・・・・・・
クラスメイトの女の子から頼まれたのかな?

さて、このゲーム初っ端から結構嫌なイベントがある。

「・・・・・・アンタみたいな地味子が、赤司様のファンやってるんじゃないわよ!」
「そうよ! そうよ!」
やっぱりあったか。
いつの時代にも女同士のドロドロしたイジメとかはあるものだけど、このゲーム制作者がホント病んでるんじゃないかってくらい精神的にくるイベントもある。

ちなみに僕はイジメや虐待といったものが嫌いだ。
ゲームの主人公ちゃんは
助ける。(一緒に逃げる。)
イジメを止める
って選択肢が出てくる。
僕の場合もそれは同じだ。

しかし、僕はあえて時間制限があるこの選択肢をタイムオーバーにした。
僕が選んだのは
「ねぇ、君たち。何してるの?」
イジメていたの女の子たちが
「誰?」
「なんかカッコよくない?」
などと騒ぎ始める。
イジメられていた子はじとーっとした目で僕のことを見ているだけだ。
(余計なことをするな。)
という念が込められているように感じる。
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