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この灯火が消えるまで。【黒子のバスケ】

第4章 雨のち晴れ?


「あっ君、涼太、なんで男子の家に行っちゃ駄目なの?」
私は意味がわからず2人に聞いてみた。
「いや、行ってもいいッスけど!怖いことされちゃうというか…」
涼太は焦りまくっている。対してあっ君は大きなあくびをして答えてくれそうになさそうだ。
「怖いこと?それってどんな?」
「ハルちんは知らない方がいいよ。ものすっごく怖いから。オバケ以上に」
あっ君が言うと説得力がないんだけどなあ。
3人でその事について話していると後ろから声をかけられた。
「おはよう。紫原、黄瀬、遥」
征君が歩いてこちらに向かってくる。
「さっきからなんの話をしてるんだい?」
征君が涼太に話を聞いている。
「おやおや、遥は純粋でいいと俺は思うよ。」
征君は微笑する。
「ただ…本当に怖い経験をしたいならいつでも俺は大歓迎だよ。」
そう言い残して行ってしまった。
「遥っち」「ハルちん」
『行っちゃ駄目だ!』
2人に止められたので相当怖いのであろうと判断した。
「わ、わかりました。」
私は2人の前に立ち、敬礼をした。
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