• テキストサイズ

この灯火が消えるまで。【黒子のバスケ】

第3章 部活以外は1人になりたい


私は部員が来るまでにバスケットボールを出したり、スポーツドリンクを作って冷やしたりしていた。
真ちゃんも皆が来るまで手伝ってくれた。

練習が始まると皆、真剣に練習に取り組む。その姿を見るのもまた楽しい。
いつものように休憩まで時間が進み、私はスポーツドリンクを配る。
「お疲れ様です!」
一人一人に配るのは大変だが、ボールをシュートするところやドリブルをするところを見れるので苦ではない。
「遥っちー!昼間はスンマセンでした。」
ワンコが走ってきて深く頭を下げた。
「私も正気じゃなかったから、ごめんね?涼太。」
私は笑った後すぐにワンコの胸倉を掴み、
「今日貸した数学の教科書返せ。後、奢ってくれるんでしょうね?」
「あぁ、今日の放課後奢るッス!その時に返すんで!
それよりさっき涼太って呼んでくれたッスよね?」
1人でペラペラ喋ってる辺りがもう子犬だ。ワンコ。
「黙れワンコ。」
私はそれだけ言って、スポーツドリンクを渡した。
/ 66ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp