第9章 世界を知るために。
全てを話終えると紅炎はため息をついてジュダルを見た。
紅炎『余計な事をしたな、ジュダル!』
ジュダル『まぁ、そういうなよ紅炎、こいつ結構強えんだぜ。』
二人が話している間に傷はほとんど消えてきた、その常態に早く気づいた紅覇が来た。
紅覇『うわぁーもう傷が消えてる?お前スゴいな、普通なら死ぬか全治5ヵ月ぐらいになると思うのに、っあ、さっきはごめんよ、炎兄に頼まれたもんだからさー』
シュウがため息をつきながら紅覇を見つめていると紅覇が持っている剣の八芳星が光出した。
紅覇『ん?なになに、八芳星が光ってる。』
するとその八芳星から一人の声が聞こえた。女性の声だった。
???『シュウさん!!先程はホントにすいませんでした。』
八芳星から聞こえている声は紅覇には聞こえないらしい、そして、また聞き覚えのある声。
シュウ『もしかして、レラージュ?』
その言葉に紅覇が反応した。
紅覇『っえ!レラージュ知ってるの?スゴいな、紅兄とか、煌帝国の人間しか知らないのに、ねぇーなんで!!』
問い詰めてくる紅覇に戸惑っていると紅炎が来た。
紅炎『ジュダルから話は聞いた。俺についてこい。』
そう言われて紅炎についていった。