第9章 世界を知るために。
大きな剣が飛んできたことでジュダルに雷が当たらずにシュウが剣を受けてしまった。
結果、シュウの体半分に大きな傷ができた。すると剣を持っていた少年が近づいてきた。
???『ねぇ~この子誰?侵入者?・・・・・炎兄、どうする?』
彼が言った先に明らかに偉い人が現れた。
ジュダル『よぉー、紅炎。』
ジュダルが挨拶をしている。そして紅炎と言う名はシンドバットから聞いていた。
シュウ«と言うとこは、あの剣を持っている子も王族?いや、皇子だ。»
シュウが深い傷を負い動くのがままならない中、上からぎょくえんが紅炎に話した。
ぎょくえん『その子は王族狙いの殺し屋よ、紅炎。始末するしないは貴方に任せるわ。』
そういってぎょくえんは消えてしまった。
シュウ『お、おい!待てよ!アルバ!』
シュウの声も届かぬままその声はどこにも響かず消えていった。
すると、紅炎とジュダルともう一人が近づいてきた。
紅炎『少しやり過ぎだぞ、紅覇。俺は動きを止めろとだけしか言ってないはずだ。』
紅覇『ごめんよ、炎兄。』
ジュダル『すんげぇー傷だな。おいシュウ、生きてるか?』
ジュダルがそういって手を触れようとしたがすぐに拒否した
シュウ『余計なお世話だ。こんな傷、・・・・・自分で・・・直せる。』
杖を握り命の魔法で傷を癒し始めるが回復が遅くなっている。すると、紅炎がシュウを見つめ話した。
紅炎『お前は何者だ?どうやってここに入った?』
誤魔化しが通じる相手じゃ無さそうなことにすぐ気付き正直に今まであった事を話した。