第9章 世界を知るために。
とりあえず、シェヘラザードはムーにシュウの事を説明した。
ムー『シェヘラザード様、そしたら彼は煌帝国のマギではないでしょうか?我々の敵国ですよ!』
ムーの勘違いにシュウは焦り出して理由を説明しようとする、しかし、シェヘラザードはシュウが煌帝国のマギではないと思っているそうで誤解はすぐに解けた。
しかし、同時に疑問が生まれる。
シェヘラザード『なら、貴方は一体?この世界にマギが4人いるなんて、』
シュウ『それは違うよ、シェヘラザードさん。僕はね4人目じゃない、5人目のマギさ!』
シュウはシェヘラザードに今の状態を伝えた。世界の異変。 アル・サーメンの事を。
ムー『その情報を伝えて世界を共に守る者が必要だと言うから君は世界をまわっているのか?』
ムーの質問に間もなく頷いた。
シェヘラザード『私達はこれから話をしてみるわ。貴方はこれからどうするの?また世界を回りにいくの?』
シュウ『うん。時間がないからね。そうだなー次は煌帝国に行こうかなと思っていて。』
シュウの次の目的地に不安はあるが彼の決めた事にシェヘラザードは任せる事にした。
シェヘラザード『気をつけて、私は貴方の安全を願うわ』
シェヘラザードはそういって笑ってくれた。シュウもその笑顔につられて笑った。
シュウ『シェヘラザードさん、あの子に会ったら宜しくね!』
そしてレーム帝国をあとにした。
ムー『世界を守るために・・・・・か。』
そういってムーはある一枚の紙を見つめていた。その紙は・・・・・。