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いにしえのマギ

第8章 半年後


アリババ『シンドバットさん、おはようございます。』

アリババはシンドバットに元気に挨拶した。けど、アリババはシュウが話してくれたお話が気になっている。

シンドバット『シュウ、君も相変わらず朝は早いな。』

シュウはシンドバットを見て冷たい目線を向けて頷いて挨拶したくらいだった。

アリババ『ちょっと元気がないだけで大丈夫見たいですよ!シュウは。』

そういってなんとかシンドバットを追い返した。

アリババ『シュウ、お前シンドバットさんに冷たくないか?』

けどシュウは«気のせい»っと言ってその場を離れた。

アラジン『アリババ君、シュウ君、おはよう!』

もうそんな時間だったのかアラジン達が起きてきた。

そして今日も師匠達のもとで特訓を始めた。けど、アラジンの方はシュウが居なかった。今日はシュウがいない中で特訓をしていた。

ヤムライハ『アラジン君、シュウ君、大丈夫かしら?』

ヤムライハも心配を隠せないほどだった。


ー王宮内ー
シュウは部屋でなんだか旅の準備というか、杖の整備をしたり道具確認をしていた。

シュウ«こんな所でいつまでのんびりしていくつもりだよ!ソロモンの奴を思い出さなければこんな感情なかったと思ったのに。»

そう思いながら荷物をいじっているとドアをいきなり開けられた。

シンドバット『っあ、シュウ!いたのか頼む少しかくまらせてくれ!!』

息を切らせて来たのはシンドバットだった。«はい»なんて言う前にシンドバットはベッドの影に隠れた。するとジャーファルの走ってくる音が聞こえた。しばらくすると音が消えた。

シュウ『シンドバット、何してんの?』

シンドバット『い、いいや別に、シュウ何でもないんだ。ん?何の荷物だそれは。』

そういってシンドバットはシュウが準備していた荷物を指差した。

シュウ『シンドバット、僕はこの国を出ようと思う。』

突然の決断にシンドバットは驚きを隠せなかった。
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