第7章 白き一瞬と黒き時
アラジン目線
アラジン『ん?ここ、頑丈な部屋?』
ウーゴ『やぁ、アラジン!』
そこには、首だけのウーゴがいた。そこで、アラジンはウーゴによってアルマトランと言う世界を知らされた。そしてそのまま、地上へ戻された。アラジンだけが持てる新しい力を手に入れて。
アリババ『カシム、兵を退くんだ!』
アリババのアモンの剣はカシムの首元にあった。下手をしたら首を切られるかも知れない。
だがカシムはびびらずにアリババを睨みつける。
カシム『なら俺を殺せよ。てめーもそのくらいの覚悟でここに立ってるんだろうが。』
アリババの剣がガクガク震え始めた。
カシム『アリババ!!殺れよ!!!!』
アリババは力いっぱい振るいカシムの首を斬ると思いきや首に触れる途端に魔装をとき空振りした
アリババ『出来るかバカヤローー!』
カシム『アリババ、やっぱりお前甘いな。』
と言ってアリババを素通りした。だが、王宮の人間に動きを止められてしまう。するとカシムは自分の剣を見つめて仲間に笑いかけた。
カシム『やるしかねぇーか。』
っと言ってカシムは自分の剣を自分の心臓部分に自ら突き刺した。
カシム『見てろ、スラムの野郎共、そして、王族にゴミ共、どんな奴にも力が宿ると言う事を』
その瞬間カシムの姿が消え大きな黒い怪物になってしまった。
アリババ『カ、カシム!?』
カシムが黒い怪物に姿を変え暴れだした。