第6章 マギ対決
ジュダル『お前、昼間アブマドの豚にいじめられてた奴じゃねぇか。』
ジュダルはそういってアリババをバカにしていた。
アラジン『アリババ君は勇気ある人なんだ!!』
アラジンがアリババのよいところを沢山言っただがバカらしく感じるジュダルはそんなに強いのかどうか確かめるべくアリババに杖を向けて間もなく吹き飛ばした。
ジュダル『何だ!弱ぇじゃねぇか!』
アリババをバカにするジュダルにアラジンは杖を構えた。
ジュダル『何だよ、チビ、やる気か?』
アラジン『君と戦いたくないけどこれ以上僕逹に何かするなら止めるよ!』
こうして、アラジン対ジュダル。マギ同士の戦いが始まってしまったのだ。
ジュダル『何だよチビ、魔法が使えないのか?そんなんじゃ話にならねぇぜ!!降り注ぐ氷槍[ザルグアルサーロス]』
無数の氷に逃げ場のない状態になったのだ。
シュウ『っ!!!』
その瞬間、無数の氷が一気に溶けて消えてしまった。
ジュダル『っお。もう一人の王候補か、アリババってやつより全然強ぇじゃねぇかよ!』
シュウ『なんのことか知らないけど僕はアラジンの王候補じゃないよ!』
そういってシュウの杖は炎に包まれていた。
ジュダル『ふーん、熱魔法で溶かしたのか。やるじゃねぇか。』
するとジュダルは杖を空に向け電気を集めた。
ジュダル『俺の魔法は氷だけじゃねぇんだぜ。降り注ぐ雷槍[ラムズアルサーロス]』
今度は雷、凄い速さでみんなに襲いかかる
シュウ『しまった!アラジン!!』
煙に包まれた中大きな影が見えた。煙がなくなった時にいたのは蒼い巨人だった。
アラジン『ウーゴくん!!!』
聖宮で会ったウーゴがアラジンの笛の中にいたなんて知らなかった。
ジュダル『面白いの持ってんな。巨大なジンの体そんなもん俺らマギにしか出せねぇもんな!』
だがジュダルの魔法はこんなものじゃなかった。