第5章 怪傑アリババ
霧の団の奇妙な能力の正体は魔法道具だった。
魔法道具を身に付けていた女性がいた。彼女の魔法道具からは赤い霧が出ていた。
ジャーファル『あれのようですね!』
ジャーファルは腕に巻き付いていた紐をほどき奴らにめがけて跳ばした。二人の動きを封じた。
ジャーファル『訳あって、あなた逹を捕らえさせていただきます。』
霧の団の奴らが騒ぐ中もう一人霧の中から現れ黒い煙でジャーファルの動きを封じた、モルジアナも動けるのはやっとぐらい
???『カシム! カシムのお頭だ!』
カシム『俺の仲間に手ぇ出さねえーでいただきてぇーな。』
二人の動きが封じられてるのを見て、アラジンはウーゴくんを呼び出した。
アラジン『ここから先へは行かせない!』
すると男が一人アラジンの前に現れた
白い布を顔に巻いており顔がよくわからないがアラジンの目が変わった。
少年は布を脱ぎ捨てた。その少年はアリババだった。
アラジン『アリババ・・・くん?』
確かに目の前にいるのはアリババだが変わった目付きになっていた。
アリババ『アラジン、ウーゴ君をしまってくれ、俺の仲間がびびってる。』
アリババに従うべきか、けどジャーファルがダメだと言っている。
アラジンはアリババの言うことを聞いてウーゴくんをしまってしまった。
アラジン『アリババ君、僕ねアリババのこと探してたんだ。だって僕らはこれから冒険に行く約束だもんね!』
笑顔で言ったアラジンだったがアリババは手をさしのべていたアラジンの手を握らず言った
アリババ『ごめん、アラジン、約束は・・・・守れなくなったんだ。』
そういってバルバットの宝倉庫の方へ向かってしまった。