第17章 アルマトマンの記憶 ~存在意義~
シュウ『雷玉散弾[ラムズ・ライーフ]』
雷玉がソロモンを追いかける。これも本人が操作している。
ソロモン『操作している間はがら空きみたいだな!アルバ、頼む』
アルバ『はい、ソロモン!!』
ソロモンの合図と共にアルバはシュウの後ろに回り得意の剣術でシュウの杖を吹き飛ばし、首に杖を当てた。
アルバ『・・・・・一本よ、シュウ。』
シュウ『!?』
ソロモン『ふぅーーなんとかなったな。さて、お前はどこに宝石をつけてるんだ?』
シュウはアルバの杖で動けないため何をできなかった。
ソロモン『・・・ん?なんだ?このブレスレットは』
明らかに怪しいブレスレットだった。これをシュウにあげた覚えがなかった。
シバ『ソロモン、これだと思うよ。早くとってあげよう』
シバはシュウの腕についてるブレスレットをとってあげた。するとシュウは倒れるように膝から崩れた。
ソロモン『・・・っ!よっしゃ!』
シバ『よかった~!』
皆の顔に安堵の表情が現れていた。
すると突然、大きな爆発音が響いた。その音はダビデの方だった。
ソロモン『どうした!?・・・ダビデは?』
辺りを見渡しても姿が見えない。すると異種族の一人【アモン】がソロモンに一つの人形を渡してきた。
アモン『わしらが倒したと思ったらこれにかわったんじゃ』
アルバ『・・・・・本体は元々ここには居なかったと言うのですね』
ソロモン『ああ、とりあえずレジスタンス基地に戻ろう。シュウの手当てもしないと』