第17章 アルマトマンの記憶 ~存在意義~
ダビデの繰り出した突風によりシバは傷だらけになっていた。
シバ『はぁ、はぁ、ま、まだ!』
諦めないシバは再びダビデに杖を向けた。
ダビデ『・・・愚かな少女だ。ソロモンがお前を口説いたのだな。』
シバ『違うわ、私は自分の意思でここにいるの。貴方を止めて世界を救うために 雷電[ラムズ]』
力を振り絞って放った雷魔法だがあのときと同じ軌道を変えた。
ダビデ『無駄だ、私には通じない。』
そしてダビデの魔法でシバは壁に頭を強打した。
シバ『う、うぅまだ・・・終わってない・・・シュウを』
シバはここで意識を失った。だがダビデはシバには何もしなかった。
ダビデ『っふ、他愛もない。』
そういってダビデはソロモンの方を見た。すると驚くことに神杖使いの10人中7人が倒れていた。
イスナーン『はぁ、はぁ、ソロモンこれ以上は限界だ』
神杖使い+シュウと戦ううちにかろうじて神杖使いを7人を倒したがマゴイが限界だった。
セッタ『どうすれば、どうすれば倒せる』
ソロモン『っく!マゴイが限界の奴は下がれ!マゴイが回復してきたら怪我人を頼む』
ソロモンのマゴイも限界なのに自分より仲間を優先にしていた。