第17章 アルマトマンの記憶 ~存在意義~
シュウ『はぁぁぁ!!!!!』
シュウはいきなりソロモンに向かって杖を叩き落とした。ソロモンは間一髪避けた。
ウーゴ『!?なんなんだ、シュウのあの能力は一体?』
その力はウーゴの想像を遥かに越えていた。シュウが叩き落とした地面はチリとなっていた。
シバ『っく!神杖使いもいるから油断ができないわ』
アルバ『シバ、あなたはあまり前にでないで!援護をお願い!!』
っとアルバに弾かれた。やはり小さい子に任せられないらしい。シバは躊躇しながら後ろに下がった。
イスナーン『ここは、任せろ!』
イスナーンの作戦で神杖使いを倒すグループ。シュウを倒すグループに分かれて戦った。
ソロモン『っく!!重力反作衝[ゾルフ・サバーハ]』
神杖使い『無駄だ!!火炎騨[ハルハール・フレム]』
重力を避けるように魔法を打ち込んだ。ソロモンは無防備になる。
ワヒード『雷光の焼放弾[アラジュ・ユミュラク]』
神杖使いの魔法を消し去りソロモンを助けた。
ソロモン『ワヒード、すまない。』
人数が少ない中で、異種族達を合わせても戦力負けしてしまう。そして向こうには神の子も、正直ギリギリの状態だった。