第17章 アルマトマンの記憶 ~存在意義~
神杖を起動させて戦うソロモン達だが
ソロモン『はぁ、はぁ、神杖が限界かもしれない』
ソロモンだけじゃなくレジスタンスの皆や異種族の長たちも限界に近づいていた。
アルバ『このままでは、私達の負けです。ソロモン、どうしましょうか?』
このままでは負けると予測したアルバは何か作戦を考えていた。
ワヒード『ソロモン、向こうの神杖使いも限界見たいじゃ。あとはシュウだけじゃ』
見てみると教会の神杖使いも第3の目が消えており息をきらしていた。
シュウ『こんなんで終わりなんて、笑わせないで!』
再び魔法で攻撃を仕掛けた。
シュウ『重力砂風竜巻[ゾルフ・レッセイド]』
重力と風を合わせた、5型と7型の複合魔法だった。重力も合わさっていることもあり自由自在に軌道を操って動かしている。
ソロモン『う、うわぁぁ!!!』
シバ『っく!凄い、(っあ、もしかして私がダビデの所に行って操っている何かを私が壊せば!)』
シバは岩影に隠れこっそりと移動した。
風が止んだ頃、立っていたのはソロモンとアルバだった。