第17章 アルマトマンの記憶 ~存在意義~
レジスタンス基地を出て遺跡に向かうソロモンは。
ソロモン『俺の考えが正しければ、あの遺跡はイル・イラーと繋がりがある。』
ソロモンが前に遺跡を調べた時のことだった。
*マギ、この世界のとある存在に愛され強く誇らしい存在、そなたは神の子をどう見る?*
と言う遺跡に刻まれていた言葉。あの言葉は最初見たときは書いてはいなかった。ソロモンはその理由が気になるという
ソロモン『きっと、また行けば新しい文字が刻まれている可能性がある。』
ソロモンは神杖を起動させ、遺跡まで全力で飛ばした。
ー遺跡ー
ソロモン『はぁ、はぁ、つ、着いた。』
ソロモンは杖で体を支えながらゆっくり歩いた。そして見逃さず壁を見て歩いた。
ソロモン『ないはずは・・・まだ、探さないと。時間がないんだ。』
徐々にソロモンの顔から焦りの表情が出ていた。
ソロモン『こうしている間にシュウは何をされているか分からないんだ。だから・・・早く!!』
すると、どこかの壁に何かが刻まれる音が響いた。
ソロモン『っは!!あそこか。』
ソロモンは疲れを忘れひたすら壁のところまで走り出した。