第17章 アルマトマンの記憶 ~存在意義~
ー次の日ー
ダビデはシュウにとあるブレスレットをつけた。金細工でできた豪華なものだがただのブレスレットじゃないことシュウはわかっている。
シュウ『何?これは。』
ダビデ『我々の希望だ。』
意味の分からぬ事をいうダビデにシュウはため息をついていた。
ダビデ『まぁ、じきに分かるであろう。』
ダビデは部屋を出た。
シュウ«ダビデの事だ、恐らくマゴイを奪う装置に違いない。また疲れる。»
ーレジスタンス基地ー
ソロモン『どうだった、お前ら。』
シバ『駄目だった。』
ワヒード『あいつら、完璧にあとを残さず本部を変えてやがったんじゃ。』
ソロモン達はシュウを救うため教会の本部を視察し作戦をたてようとしていたことろだったが、
ソロモン『・・・・・そうか。けどこの世界のどこかにいるはずなんだ。何としてでもなるべく早く探さなければ。』
ソロモンは机に敷いてあった地図をしまい、外へ出た。
ウーゴ『ソロモン・・・・』
アルバ『ソロモンだって、シュウ事は心配しているんだ。無理もないよ。』
皆の気は完全に落ちていた。基地もすごく静まりかえっていた。