第17章 アルマトマンの記憶 ~存在意義~
シバ『っく!ダビデのあの力。ボルグも破れる』
11歳という小さい体のためすぐ吹き飛ばされてしまう。その状態にすぐ気づいたファーランはシバをしたに下ろした。
ファーラン『ここにいて少しマゴイの回復させるでアル。』
そういってファーランはシバをおいてダビデのもとへ飛んでいった。
シバ『はぁ、はぁ、っく!す、すぐに戻って加勢しないと。』
だがそう簡単には立てず息を整えながらたたずんでいた。
ソロモン『っう!くそ!重力累加衝[ゾルフ・ルイーラ]!!!』
ソロモンの魔法でどうにか押しきるがダビデの魔法で弾き返されてしまう。
イスナーン『雷電[ラムズ]!!』
アルバ『酸性の龍滝[シャラム・ベルセリア]!』
ファーラン『っく!駄目アル、あいつ、全部力任せにはねかえすアル』
ダビデは微笑みながらレジスタンスの基地に巨大な魔法を放った。
ダビデ『来ぬのなら力ずくでつまみ出すまでだ!灼熱の火炎弾[ハルハール・メテオ]』
大気圏を越えた隕石のような物体がレジスタンス基地に衝突しようとしていた。
ソロモン『っは!!やめろ!!!』
ピカーーーーン
シュウ『【我は、いにしえの加護を受けしマギ。我が問いに答えよ。いにしえの精霊達よ。】
水滝壁の光線鏡[シャラム・ビエストル]』
突如現れた水の壁にダビデの放った魔法は完璧に消えた。
ダビデ『やっと現れたか。待っていたぞ【神の子】よ!!!』
シュウは赤い眼差しをダビデに向けていた。