第16章 アルマトランの記憶 ~真実~
シュウのおかげで助かったソロモンだが、
ソロモン『サンキューなシュウ!・・・それにしても、シバやイスナーンは?一緒じゃないのか?』
ソロモンの問にシュウはゾクッとした。ソロモンから絶対に離れるなと言われているにも関わらず離れて行動したのだから。
そして、ちょうどいいタイミングで全員と合流ができた。もちろんそこにはプンプンに怒っているシバもいた。
シバ『・・・・・・・居ないと思ったらこんな所にいたなんて!』
歳の差3つという差のため11歳のシバが8歳のシュウに説教をしていた。
ウーゴ『まるで本当の兄弟だね♪二人とも』
すると、ソロモンの後ろから神杖を持ったファーランとアルバがやって来た。
アルバ『ソロモン。このグヌードはOKよ。』
ファーラン『でも、結局ここのグヌードを動かしていた子供達は、皆。』
よくあることだった。グヌードを動かしていた子供達を助けることも任務の一つもなっているが結局助けられずほとんどがマゴイ切れだった。今回も。
ソロモン『分かった。とにかくレジスタンスに戻ろう。その後は自由行動だ。』
そういってソロモン達はレジスタンスの基地へ戻った。