第16章 アルマトランの記憶 ~真実~
乱れうちをしてくる教会の奴等の攻撃は外を一掃していた仲間も、グヌードの中で神杖を探していた二人にも見えていた。
イスナーン『不味いな、ソロモンが一人で戦っている。俺たちも行かないと』
シバ『でも、シュウを探さないと!あの子は教会の奴等に狙われているのに!』
すると、シバの周りを大変なことになっていた。教会の機体が2機来ていたのだ。
セッタ『兄さん(イスナーン)!このままじゃ僕らがやられてしまうよ!』
ソロモンの方に3機、シバ達の方に2機という状態になっていた。
ワヒード『全勢力が賭けてる見てぇーじゃねぇーか』
ウーゴ『ここは、なんとか持ちこたえよう。』
シバ達の方は2機というソロモンより1機少ないと言うのにだいぶ苦戦していた。
ソロモン『はぁぁぁ!!』
ドーーーン。
ソロモンもどうにかして1機を落としたが、神杖が限界を迎えていた。
ソロモン『はぁ、はぁ、神杖は限界か。』
すると教会の奴等が一斉にソロモンめがけて巨大な魔法を放った。
教会『これは避けられまい!』
ソロモンもなんとか対抗しようと考えるがマゴイがなくなってきた。マギと言えど神杖を使った後の体力は少ない。
ソロモン『っくぅ!!』
だがしかし、その瞬間。誰かの影が移った。
シュウ『水蒸気の反射番[シャラール・ディグンミラー]』
その瞬間、巨大なサークルが現れ巨大な魔法を弾き返した。機体はカウンターによって全滅した。
シュウ『一つ貸しだよ!ソロモン。』