第16章 アルマトランの記憶 ~真実~
ソロモン『6~8かぁ、俺はシュウが8才なら全て揃うと思ったんだけどな。』
全員が頭の悩ませていると突然研究室の扉が開いた。
ココル『くぅ~~ん?』
アルバ『ココル?何故ここに?』
すると、ココルの後ろに小さな人影があった。
シュウ『僕の事話しているの?』
シュウはココルを抱き抱えて皆を見つめた。
アルバ『寝てたんじゃなかったのかい?』
シュウ『目が覚めたら誰もいなかったからココルに探してもらってた。そしたら』
という話になった。シュウの話によると内容を全部聞いていたらしく全て筒抜けだった。するとソロモンはシュウに直接真実を聞こうとした。
ソロモン『お前は、自分が神の子だっていう自覚があるのか?教えてくれ。シュウ!』
ソロモンは両肩をつかんでシュウの目をじっと見つめていた。
シュウ『・・・・・・・・・僕は・・・・・知らない。でもね、僕には、あの声が聞こえる。それだけ』
セッタ『どういう事だ?』
アルバ『あの人の声って、誰の?』
皆考える中。シュウは真実を告げた。
シュウ『・・・・・・イル・イラー。』
そう言うと、全員の顔に驚きの声が出た。