第4章 バルバット
モルジアナ『う、うーん。』
目を開くと砦の中みたい誰かにここに連れてこられて来たみたい。なんだか隣でカチカチと音が聞こえる
モルジアナ『っあ、シュウさん!』
シュウが無数にある鍵を外していたのだ。この気温からして今は、夜みたい。
シュウ『モルジアナさん、目が覚めたんだね!大丈夫かい?』
だが今のシュウの目が少し赤くなっていたが特に気にすることはなかった。
シュウは今捕まっている人逹を助けるため鍵を取り分けていた。
モルジアナ『っあ、手伝いますよ! 』
それから時間はたったがなんとか鍵をあけれた。
そして、あとひとつの鍵を開けると驚くべき人物に会った。
モルジアナ『っあ!貴方は!』
モルジアナが見つめていた少年は葵髪で頭にターバンを巻いていて金色の笛を持っていた。
モルジアナ『ア、アラジン!!』
アラジンはモルジアナの顔を見てにっこり笑った。
アラジン『あの時のお姉さんかい?』
とりあえず、全員助けられたということでモルジアナがアラジンという子をバルバットにつくまで紹介してくれた。
アラジン『僕はアラジン、宜しくね♪シュウ君』
笑顔で挨拶する素直でいい子の少年だと言うのになんだろう。彼の姿に違和感を感じる。
こういう少年、どこかで見たことある気がした。