第15章 アルマトランの記憶
シバ『ふぅ~、制圧ね。帰りましょうソロモン』
だが、シバの呼び掛けに応じず、ソロモンは教会のやつらと話していた。
ソロモン『俺たちは、あの子供のことが知りたいんだ。いいからおしえな。』
『無駄ですよ。我々でも把握していないのですから。』
把握していないと言う言葉にソロモンは少しだんまりとした。
ウーゴ『把握していない・・・か。子供をつれているなんてこいつらくらいだろ。どうする?ソロモン。』
ソロモンは少し考えると内容を変えてまた話しかけた。
ソロモン『なぁ、じゃああいつを何処で見つけた?一体あいつはどこにいたんだ?』
『遺跡ですよ、遺跡。それにただの遺跡じゃないですよ。そう簡単には、見つけられませんよ。』
そういって撤退していった。
ソロモン『遺跡・・・・・とりあえず基地へ帰還するぞ』
ソロモンたちは、浮遊魔法でレジスタンスへ戻った。
シュウ『おかえり。』
帰りにシュウが向かいに来てくれた。
ソロモン『へぇ~、待っていてくれたのか?ありがとな。』
そういってソロモンはシュウの頭を撫でて中へ戻って行った。
ウーゴ«きっと、遺跡の事を考えてるんだろな。»