第15章 アルマトランの記憶
ー上空ー
アルバ『へぇ~、共に戦いたいと。案外いい子みたいね、ソロモン。』
ソロモン『そうだな、でも俺たちはまだシュウの事を何も知らない。少しでも知れればいいんだけどな。』
シュウのレジスタンスの仲間に預け、グヌードにめがけて一気に飛ぶソロモンたち。グヌードの周りには異種族たちが思考能力が奪われ殺し合っていた。
ソロモン『さぁ、いくぞ。シバ、ウーゴ。お前たちで異種族の安全の確保。ファーラン、セッタ。二人で教会のやつらを止めろ。残りの俺たちでグヌードを破壊して神杖を奪え!!』
『『『『『了解!!!』』』』』
ソロモンに命令された通り皆が動き出した。神杖の力をフルに使い、教会の人たちをなぎ倒しどんどん制圧していく。
イスナーン『雷電[ラムズ]!!ソロモン、ここは通れるぜ。』
ソロモン『サンキュー、イスナーン。』
ファーラン『おらぁぁぁ、落ちろアル!!焼雷閃光[フラージュ・アジョーラ]』
神杖の力ははかり知れなく杖をひとふりしただけで相手を落とせるほどの力。
そんな力に教会の者たちは頭を悩ませ手がつけられない状態だった。
ソロモン『ここのグヌードは制圧だ』