第15章 アルマトランの記憶
ソロモン『なんだこいつ。異種類か?すげぇふわふわしてるな。』
ウーゴ『これって狐って言うんじゃないかい?』
ソロモン『きつね?』
ソロモンはその生き物を撫でながらウーゴに聞いたしかもアルバも狐は知っているみたいで
アルバ『坊っちゃんはご存じないですね。狐を最後に見たのは20年前くらいかしら。』
アルバの話によると狐はここの地域だと珍しいらしくそもそも他にまだいるかどうかも分かっていない
ソロモン『そんな珍しい狐がなんでここにいるんだ?』
すると狐はソロモンの指を噛んだ。
ソロモン『いってぇ、なんだ!!』
狐は荒れた岩を器用に上っていきソロモンたちを待っていた。
ウーゴ『ついてこいって言ってるのか?どうする?』
アルバ『まぁ、ついていきましょう。行きましょう坊っちゃん。』
ソロモン『あぁ、・・・・・っかシバは?』
そういえばシバがいない。
アルバ『この先にいるかもしれないよ。』
一方、アルバが歩き始めている時。シバはもっと奥を探していた。