第15章 アルマトランの記憶

シバ『それにしても、いきなりマゴイ量がおかしくなるなんて！本当に奥の手があるって言うのかな』

ウーゴ『それを調べるんでしょ？』

アルバ『大丈夫、後で坊っちゃんも追いかけると言ってたから。私たちはなるべく早くいかなくては』

反乱軍［レジスタンス]の大聖堂府から聖教会までは偶然にも少し近い。

シバ『っあ！あれよ。』

アルバ『とりあえずしたに降りて様子を伺いましょう。』

アルバたちは、したに降りてこっそり聖教会に近づいた。

ウーゴ『見たところ普通みたい。』

すると突然聖教会の大聖堂府の外側からすごい音波が流れてきた。

シバ『すごい音！？なぜ、私たちでも頭が痛い。』

アルバ『この音波、かなりのマゴイを使うはず、一体どこから？とにかく進むしかない』

頭が割れそうな音波だが怯まず進むしかない。アルバたちは先に進んでいった。

そんな音波は反乱軍［レジスタンス]の大聖堂府にまで響いていた。

ソロモン『っく、酷い音だ。』

イスナーン『ソロモン！！大聖堂府の結界が壊れそうなんだ。』

音の力で大聖堂府の結界が壊れかけていたのだ。

ソロモン『これがダビデの奥の手だって言いたいのか？っ！！！ファーラン、セッタ異種類たちの様子を見に行くんだ。』

ファーラン　セッタ『了解！！』