第15章 アルマトランの記憶
???『う、・・・・・う~ん。』
目を開くと知らない部屋、それに電気が直射で眩しい。
ダビデ『お目覚めになられましたか?神の子よ。』
慌てて無理向くとそこに一人の男が立っていた。
ダビデ『申し遅れました。私はダビデ・ヨアズ・アブラヒム。ダビデで結構です。神の子よ。』
神の子『神の・・・・・子?何それ?』
少年はダビデを少し怖くなり体を震わせていた。
ダビデ『大丈夫、怖がることはない、君はとある遺跡で倒れていたのだよ。』
神の子『じゃあ、助けてくれた?』
ダビデは頷いた。そして少年の頭を撫でた。
すると爆発音が響き地面が揺れた。
ダビデ『ん?』
兵士『ダビデ様!!奴等が来ました。』
奴等とは、ダビデたちが言う不浄の者[ダエーフ]と呼ばれている。
彼らは、グヌードという異種類の思考能力を奪う塔を破壊しまわっているまさに反乱軍。
ダビデ『まぁ、いい。あのグヌードは捨てていい。とりあえず今はやつらを振りきって我らの基地へ帰還しよう。』
???『あいつら、あのグヌードは捨てたようですよ、どうしますか?坊っちゃん?』
ソロモン『構うな、ポジティブに考えれば、その場にいる異種類と神杖を俺たちにくれるってことだろ。お前たち、突撃だ』
『『『『おおお!!!』』』