第13章 暗黒点。~世界を守る戦い~
紅炎『・・・ずいぶん暴れたな、紅覇。魔装はマグノシュタットに入ってからと俺は言ったはずだ』
ターバンから降りてまず紅覇を軽く叱った。
シュウ『・・・・・・・・・・。』
紅炎『久しぶりに会ったというのに、初めてお前に会ったあの日と同じ目だな、シュウ。』
そしてまた今度は少し大きい絨毯のような魔法道具に紅炎の家臣がやって来た。
アラジン『皆!!あれをみておくれ。』
アラジンの大声に皆がマグノシュタットの方を向いた、そこから何か黒い何かが来る。
アリババ『アラジン、あれって・・・・・カシム、』
そう、マグノシュタットから黒いジンが飛んできたのだ。その姿はまるで、カシムみたいに
シュウ『学長先生、どうして。』
その光景にシュウはすぐに全てを理解し紅炎や紅覇を睨み付けた。
シュウ『ほら、君達が来なければこんなことには。』
そして、地上に約30体以上の黒いジンが降臨された。
シュウ『アラジン、僕はレームの方へ行くよ!ここは任せるよ!』
そういってレームの海岸の方へ飛んでいった。
ムー『シェヘラザード様、これは一体!?』
シェヘラザード『アラジン達はこれを止めようとしていたのね・・・・・このままレームへ戻っても国民に被害が出るわ、ここで食い止めます!!』
シェヘラザードは杖に力を込め船を守る巨大なボルグを作り出し、黒いジンの侵入を一時的防いだ。