第13章 暗黒点。~世界を守る戦い~
紅覇『はぁぁ!!金属器如意練刀!!』
シュウ『っく!ボルグが砕ける。』
シュウは一旦空中へ逃げ込み息を整えていると
シュウ«っ!紅覇がいない!?何故、まさか!!»
しかし、シュウが全てを知った時はもう遅かった。そう、紅覇のジン、【レラージュ】その魔装を発動させシュウよりも高いところにいたのだ。
紅覇『終わりだ!!』
紅覇の如意練刀は鎌に変わりレラージュの能力の衝撃で下に叩き潰されてしまった。
シュウ『っ、ケホッ、ケホッ。しまった油断した。金属器使いなら魔装を使えない訳がない。』
倒れ混むシュウに紅覇は魔装を解き、如意練刀をシュウの頭ギリギリ当たらない所に突き刺した。
紅覇『どお?シュウ、僕の事なめるとこうなるよ?』
シュウ『まだ・・・終わってないよ!!!』
杖を紅覇の顔面に向け光魔法を直接当てた。流石の紅覇もこれには驚き光をもろに受け怯んだ。
アリババ『おいシュウ!大丈夫か?』
シュウ『なんとかね。でもこのまま紅覇が引いてくれるとは思いづらいな。』
すると紅覇は如意練刀を抜き目を少し擦りながらシュウを睨み付けた。
紅覇『僕も油断した、おかげで目がチカチカするよ』
観念したと思ったがまたシュウに刃を向ける、すると東の方から炎が飛んできた。
それも白い炎だった。
シュウ『あ、あれは、紅炎!!』
シュウの目先には赤いターバンに乗った紅炎の姿があったのだ。