第13章 暗黒点。~世界を守る戦い~
船の中でこれからについて話していると、レーム兵から通信が来たのだ。
兵『シェヘラザード様!大変です。煌帝国が動き出しました。』
アラジン『っ!!煌帝国!?』
するとシュウは煌帝国の方へ浮遊魔法で飛ばしたのだった。
アリババ『お、おい!シュウ!!待てって!』
アリババとアラジンはシェヘラザードに挨拶をしてシュウを追いかけた。
アラジン『アリババ君、ついに魔装を使いこなしたんだね。このままシュウ君を追いかけよう。』
シュウはアラジンよりかなり差が開いていた。そして下を見ながら煌帝国の部隊を探していた。
シュウ『ここで止めないと、また・・・・・あの日みたいに!そんなこと・・・・・させない』
すると一部砂煙が舞っているところを見つけた。それは煌帝国の部隊だった。シュウは迷わず下に降りて無理にでも止めた。
紅覇『あれ?シュウじゃん、久しぶり~』
その部隊の先頭には紅覇がいたのだ。
シュウ『はぁ、こ、紅覇!マグノシュタットに来ちゃダメだ。今すぐ、引き返して。』
紅覇『・・・・・・・なにそれ?マグノシュタットに寝返ったの?ダメだよ、あそこは元々我らが兄王様の属領さ。』
シュウの言葉をはねかえし自らの使命をシュウに伝えた。どうやら、引き返す気はないようだ。
シュウ『だったら僕は・・・・・・・止めるよ!!君の事!別に僕はマグノシュタットに寝返ったんじゃない、これ以上マグノシュタットを刺激したら取り返しのつかないことが必ず起きる。』
シュウは紅覇に杖を向けた。
紅覇『へぇ~、やる気』
紅覇も如意練刀を取りだしシュウに刃を向けた。