第13章 暗黒点。~世界を守る戦い~
シェヘラザード『アルマトラン?』
アラジンとシュウはアルマトランの話をしたのだ。
シェヘラザード『開戦中にシュウから世界の危機というのは聞いたけど、前にも世界が滅びることがあったと言うの?』
シェヘラザードの質問に二人は素直に頷いた。
アラジン『アルマトランでもね、今と同じ様々な人達が暮らしていたんだけど、一つの戦争が全てを終わらせたんだ。』
シュウ『そして、その戦争を引き起こしたのが・・・アル・サーメン。だけどその戦いはアルマトラン全てが滅びる前に終わったんだ。ソロモン王という大魔導士の力で』
アラジンとシュウは今まで誰にも知らされてなかった歴史を語り出した。そしてシュウの事も。
シュウ『僕はそのアルマトランの住民の生き残り・・・・・・・そんな感じ。』
アリババ『シュウはアルマトランのマギって事かよ』
そしてシェヘラザードに言われた通りにアルマトランの事を話終えた二人。シェヘラザードはレーム帝国の船にアラジン達を連れていった。
シェヘラザード『アラジン、レーム帝国は夜明けを待って撤退します。マグノシュタットにも正式に通達するわ、だから・・・・・この戦争はもう終わりよ』
シェヘラザードの言葉にアラジン達は安堵の表情を浮かべ笑った。
だが、まだもう一つ・・・・・・・あの国のもの達がマグノシュタットを目指していた。