第12章 ティトスとシェヘラザード。
ムー『ここの結界を壊して、俺達の役目は終わりだ』
ムーは魔装、バルバトスで一気に三重の結界を破壊しかけた。残る結界はあとひとつ。
その時アラジンはマグノシュタットの守るためにマギ本来の力を解放し生徒や上級魔導士と共に戦っていたのだ。
アラジン『うわわぁぁぁぁぁ!!!!』
そのアラジンの周りには非魔導士[ゴイ]でも見えるほど集まっていてのだ。
兵団『団長、俺達のマゴイを使ってください。』
兵団『ミュロン達が戻れば、あんな奴ら』
ムーは再び魔装をした、しかし最初よりは魔装の時間は長くない。
ムー『一気に貫く!!バルド・ロムフ!』
そんな唱えと共にムーはとてつもない早さで飛び上がり結界の付近でもっと加速した。
アラジン『っ!負けるわけには・・・・・いかないんだ!』
アラジンがギリギリ、ムーの前に立ちはだかり音魔法で止めようとした。が、しかし
「ボキッ!」 とアラジンが今まで使っていた杖が折れてしまった。
受け止めれる技もない、ボルグもきっとすぐに破壊される。絶対絶命の危機にあの人が来てくれた。
アリババ『うぉぉぉ!!アモンの轟炎剣[アモール・ゼルサイカ]!!!』
ムーのバルド・ロムフをアリババの大剣で受け止めたのだった。
アラジン『っあ!!アリババ君!!』
アリババはゆっくりアラジンの方を向いて笑顔を見せた。
アリババ『アラジン!!』