第12章 ティトスとシェヘラザード。

団長:以下(ムー)『おやおや、魔導士が一人で』

ミュロン『こいつ、どうするのだ？人質にとるか？』

ファナリスに囲まれている中、下手な抵抗をすれば本当に人質になりかねないと思い考えた。

シュウ«考えろ、ファナリスといったて所詮は身体能力が高い人間と考えればいい･･･････だったら、賭けるしか»

考えが整ったところでシュウは杖にマゴイを込めた。ファナリスは魔導士ではないためルフが見えない。

ムー『君は本体の場を離れて、我々の拠点を襲う気なのか？それとも、全力分解か？』

ファナリスの全員に睨みつけられる中、シュウは

シュウ『僕の目的は、シェヘラザードさんに会うことだ！！！』

そして溜めたマゴイを光魔法にかえファナリス全員に目くらましを成功させた。

ムー『っく！行かせるな！シェヘラザード様に近づけさせるな。』

ファナリス兵団『おおぉぉ！！』

浮遊魔法で高く飛び一気にシェヘラザードのもとへ向かっていった。

シュウ『光が足りなかった。』

脚力が凄いファナリスが味方を土台にしたりと色々は方法を使いシュウに襲いかかってきた。
その時だった、マグノシュタットの学院側から巨大な熱魔法が飛んできたのだ。

アラジン『シュウ君！先に行っておくれ！』

ティトス『ここは、僕たちが食い止める！』

シュウを庇い変わりにムーたちと戦うと言うのだ。

アラジン『僕らはシュウ君に賭けているんだ！もしそれで無理だったのなら僕は力を解放するさ！』

アラジン達が食い止めてくれたお陰でなんとかレームの船のもとへたどり着けた。