第12章 ティトスとシェヘラザード。
その他にも見つけた遺跡の解読にも成功した。
«この世界は、理不尽で溢れていた。1つの種族が別の種族を襲い貪って、暮らしていた。そんな光景は私は、望んでいなかった。だから私はこの世界を作り変えてくれる種族を探した。そしてその種族に力を与え、その状態を見守り何かあったときに止めてくれる存在を私は作った。人間達はこの子を神の子と読んだ。»
«そして私は彼らに特別な力を与えた。その数は90本。その数は人間達に一本、あとの89本は使い方次第。»
«人間達はその力が魔法の杖に宿ると知った。そしてその特別な杖と私は繋がっていると言うとこも知った人間達はこの特別な杖の名を【神杖】と呼んだ»
クレーメンス『解読できたのは、この内容だ。そして現在も一部の上級魔導士が遺跡の解読に励んでいる。』
遺跡や解読できた内容を読んでいる内に1日目のゼミは終了した。
シュウ『先生、この紙、お借りしてよろしいですか?』
シュウは先程読んでいた紙をクレーメンス先生に見せた。
クレーメンス先生『あぁ、良いけど明日必ず持ってきなさい、』
シュウは返事を返して教室をあとにした。
そして今回のゼミをアラジン達に報告するためにマルガの家に集まった。