第11章 新たな仲間と戦いの火種。
アラジン『シュウ君、遅いね。』
アラジンがシュウのことを心配している中スフィントスは軽傷にも関わらずティトスと一緒に爆睡していた。
アラジン«スフィントス君に教えてはもらったけど5等許可区でマゴイ切れで死んでしまう運命の人が20万人もいるのは、おかしい。»
悩みに悩んでいると医務室の扉が開いた。
アラジン『っあ!シュウ君、お帰り・・・大丈夫だったのかい?』
シュウ『うん、特に退学とか禁固刑はないって。・・・アラジン、明日ね2階の大聖堂府に来てほしい。』
そういうとシュウは医務室を出た。アラジンはスフィントスに挨拶してから部屋に戻った。
アラジン«同じ部屋なんだから明日とかでもいいのに。»
アラジンは一時間後に部屋を目指したため流石にシュウは寝ていると思ったけど部屋から話声が聞こえた。
シュウ『うん、少し無理しすぎた。・・・・・・わかってる、次は・・・気を付ける・・・・・・・・アル・サーメンはやはりマグノシュタットと関わりがあるのかな?』
アラジンはシュウの話し内容を理解し部屋に入った。この時、シュウは慌てて後ろを見た。
アラジン『シュウ君、また、話していたのかい?ソロモン王と。』
アラジンの質問にシュウは静かに頷いた。
シュウ『最近、深層意識に入らなくってもソロモンと話せるようになったんだ。』
アラジン『でも、それじゃ君とソロモン王で二重人格になってしまうんじゃないのかい?』
シュウはまた静かに頷いた。