第11章 新たな仲間と戦いの火種。
国民『ここはですね、マゴイ生産場なのだよ。』
国民の話によると5等許可区で漏れ出したマゴイは地上の4等許可区などの魔法道具に使っているという。
スフィントス『あんたらは、それで良いのかよ!』
国民『いいんだよ、ここでは働らかなくとも国がタダで飯やくいもんがくるし酒も女もやりたい放題さ!』
見るからにここの生活に満足している様子だかアラジン達には納得のいかない状態だった。
それにマルガも体が弱くせっかく助けて貰ったのにあと1、2年しか生きられない。
シュウ『かわいそう、まだあんなに小さいのに。』
ティトスはもう少しマルガといたいらしくマルガのお家で話していた。
シュウ『・・・・・ねぇ、アラジン、この世界には運命に絶望した人がどれだけいるだろう』
シュウはアラジンに目を合わせず切なそうに話した。
アラジン『シュウ君、運命は言いなりになるものじゃないよ!・・・・・ここは、あの世界のようには絶対させないよ。』
シュウは『・・・・・・・・・うん、そう・・・・・だね。』
するとマルガの家の前が騒がしい。そこにティトスがマルガを抱き抱えていた。
アラジン『ティ、ティトス君?』
ティトス『マルガを外へ連れていく。』
ティトスの行動に国民達がティトスの前にたち塞がる
国民『余計な事するなよ。脱走を企てた地域は全員死刑なんだよ。そしたら俺達はあのくそでかい穴に落とされるんだよ、俺達は魔導士じゃあねぇから飛べない。』