第11章 新たな仲間と戦いの火種。
シュウ『ここの街、何か変。』
街を歩いているとシュウの体に異常が出てきたのだ。どんどんアラジン達と歩くペースが遅れている。
アラジン『?、大丈夫かいシュウ君。』
シュウ『うーん、なんだか体が重くない?ただ歩いてるだけなのに疲れて来たよ。』
すると、ティトスはシュウの異常に気づいた。シュウの体からマゴイが漏れていた。
スフィントス『シュウだけじゃねぇ、俺達も少しだけどマゴイが漏れてる、特にシュウは病み上がりだからマゴイを取られすぎてんだ』
とりあえずティトスの光の膜で覆ってマゴイを漏れを防いだ。
アラジン『ここって、マゴイが漏れてる。・・・・・っあ!あの子』
アラジンが指差した所に女の子が倒れていたのだ。オレンジ色の髪色で髪を二つに束ねている歳は5歳ぐらいの小さい子だった。
スフィントス『待て!俺が診る・・・・・この子マゴイが切れかけている。早く医者に見せないと死んじまうぞ!』
シュウは『ティトス、僕のはいいからこの子を光の幕で覆ってあげて。』
ティトスは不安そうに頷いて女の子に光の幕で覆ってあげた。
マルガ『あ、ありがとうお兄ちゃん。』
国民『ま、魔導士が5等国民を助けるなんて、』
こんな光景に驚く5等許可区の人間達。スフィントスは国民達にここの制度について聞いてみた。
スフィントス『なぁ、この街は一体なんなんだよ。皆からマゴイが漏れている街があるなんて。』
スフィントスの質問に国民は驚きの答えをみせた。