第11章 新たな仲間と戦いの火種。
ー30分後ー
なかなか戻らないのでスフィントスは石碑に寄っ掛かり眠っていた。
スフィントス『ぐかぁぁ~~、ムニャムニャ。』
ティトス『ったく、何故そんなに寝れるんだ!』
呆れながら周りを見て待っていると1等許可区のゲートからシュウが出てきた。シュウはティトス達に笑いかけて来た。
アラジン『シュウ君、ずいぶん遅かったね。心配したよ。』
シュウは笑いながらアラジン達に1型結界手形を見せた。
アラジン『っえ?シュウ君、それ!』
シュウは『偽物にすり替えて来たんだ、これはクレーメンス先生のだけどね。』
そしてスフィントスを無理矢理起こし5等許可区に行った。
どうやらここも1型結界手形を使うらしい。シュウは手形をゲートにかざし5等許可区に入った。
スフィントス『ほ、本当に地下に街を作っていやがった。』
5等許可区は地下に街を作っており真ん中はとても大きな穴が空いている。そしてその穴を囲むように家などが沢山あり何重も重なっていた。
アラジン『とりあえず、街に降りて見ようよ。』
アラジンの提案で皆で街に降りた。
スフィントス『地下だから太陽がねぇし、少しうすぐらいな』
すると5等許可区の以上な光景を目の当たりにした。