第11章 新たな仲間と戦いの火種。
アラジンは部屋に戻ってからスフィントスから借りた国民等級についての紙をもう一度読んでいた。
アラジン«やっぱり、5等許可区にはなるべく早く行くべきなのか?»
夜中まで考えていると
シュウ『・・・・・ア、アラジン?』
アラジン『っあ!シュウ君。良かった目が覚めたんだね!』
約2日ぶりにアラジンの顔を見たのだ。
シュウ『っう、頭痛い、アラジン大丈夫だった?ティトスに何かされたんでしょ?』
心配するシュウだがもう2日も経っているためなんともなかった。
すると部屋の扉が開いてティトスが入ってきた。
アラジン『ティトス君!?』
ティトス『アラジン、5等許可区に行くぞ!』
そして、ティトスはシュウの顔を見た。
ティトス『っあ!え~と君、シュウって言ったよな。あの日は本当にすまなかった。』
ティトスは改めてシュウに頭を下げた。
シュウ『ううん、平気だよ。倒れたのは自分のせいだし。』
そんなこんなで仲良くなったティトス。そして本題に話を戻す。
アラジン『ティトス君、5等許可区に行くのかい?まだ僕達はその場所も知らないんだよ。』
ティトスはにっこり笑いながらアラジンとなぜか病み上がりのシュウを連れて部屋を出た。
アラジン『シュウ君、病み上がりなんだから無理しないでおくれよ!』
シュウ『わかっているさ、今度は気を付けるよ!』
そして他にスフィントスも無理矢理連れだし1等許可区に向かってから5等許可区の場所を見つけるという作戦。