第11章 新たな仲間と戦いの火種。
ーそして翌日ー
2学生に進級すると«国民等級2»を取得し、今まで行けなかった様々な区域の立ち入りが許可された。アラジンは早速学院の外の市街地へ下りてみないかとスフィントスに誘われたのだが・・・・・
ティトス『やぁ~お待たせアラジン!』
誘った覚えがないティトスがアラジンの隣にいたのだ。
スフィントス『っ!?はぁ!なんでお前がいるんだよ!』
ティトス『邪魔しないでくれたまえ。アラジンと僕は今日から助けあって共に大事な任務にあたると約束したんだ。』
秘密をベラベラしゃべるティトスに少し不安が残るがアラジンはため息のつきながら返事をしていた。
スフィントス『て言うかアラジン、大事な任務って何!?』
隠し事をされるのが嫌いなのかアラジンにしつこく聞き出すスフィントスにティトスの口から自らしゃべり出す。
ティトス『それは、マギとしてこの国の異変を』
アラジン『あーああああーーーあ』
アラジンの乱入に不信感を持つスフィントスだった。ということでワクワクしながら街へ向かうアラジン達であった。