第11章 新たな仲間と戦いの火種。
ティトス『この魔法道具で本国のレーム帝国と通信している。』
まるでアラジンが使ったことがある[ルフの瞳]という魔法道具と似ていた。
ティトス『ね、ねぇー君もそうなんだろ?』
アラジン«どうしよう、ごまかした方がいいのかな?»
ティトス『僕は、君と同じだったらいいなと思っているんだ。僕はレーム帝国を守るために非常に重要な任を受けて一人でこの国に来ている。』
ティトスは今の不安をアラジンに正直に話した。そんな姿に信じれる感じになったのかアラジンも自分の事を話そうと思った。
アラジン『ティトス君、僕はマギさ。誰かじゃなくて僕自身がマギなんだ!』
アラジンも何故、ここに来たのか何を調べているのかティトスに正直に話した。
ティトス『つまり、君は4人目のマギで今はシンドバットに仕えている、と。』
シンドバットに仕えている訳ではないがとりあえず<うん>と頷いた。
ティトス『シェヘラザード様から聞いているさ、近頃シンドリアとレーム帝国の同盟の話がくると
とにかく・・・・・君と僕は違うと言うんだな。』
アラジン『ティトス君、確かに君と僕では違うけどやりたいことが同じならできる限り助けあっていこうよ!』
ティトス『・・・・・・・・・・・・フン』
少し浮かない反応でティトスは部屋を後にした。
アラジン«ティトス君・・・・・そう、簡単にはいかないかぁ・・・・・』