第11章 新たな仲間と戦いの火種。
大聖堂府に充満した爆発。巻き込まれたがアラジンは額に軽傷ですんだが爆発の衝撃で気を失ってしまった。
ティトス『・・・・・』
ティトスは恐怖になったのか体をガタガタと震えさせていた。
そしてスフィントスが大聖堂府に降りてきてアラジンの治療をした。
ティトスは一日一人で禁固刑となった。それにもう一件。シュウの方もただではすまなかった。頭が割れそうなほどな激痛が止まなかったのだ。
スフィントス『お、おい!シュウ、お前は平気なのかよ、一応爆発をもろに受けたんだし。』
シュウ『・・・・・だ、大丈夫だよ、ぼ、僕よりアラジンを優先してあ・・げて、はぁ~ はぁ~』
明らかに大丈夫じゃ無さそうでいたシュウにスフィントスはアラジンを他の生徒に任せシュウの方へ近づいてきた。
スフィントス『っち、全然大丈夫じゃねぇーじゃねぇーかよ!』
スフィントスが命の魔法で回復をしてくれるが、激痛はおさまらなかった。けど心配させる訳にはいかずスフィントスから無理矢理離れた。
シュウ『あ、ありがとうスフィントス。もう大丈夫。すっかり治ったよ。』
痛みを押し殺しスフィントスに笑顔を見せるが激痛が強くなり表情が不安定になっていた。そして痛みに耐えられなくなり倒れてしまった。
スフィントス『お、おい!!シュウ、大丈夫か?しっかりしろよ!おい!』
そんな声もシュウには聞こえなかった。