第11章 新たな仲間と戦いの火種。
ー次の日ー
大聖堂府。
イレーヌ先生『停止の合図がかかるまで結界の中から出ることはできない。両者全力を尽くしなさい。』
アラジン達は初めの距離が平等になるように三角形の位置に立っている。
シュウ«2対1か、結界も思ったより狭いし不便な感じ。»
アラジン«シュウ君と改めて戦うのは初めてだな~シュウ君もだけどティトス君・・・・・どんな力なのだろう?»
ティトス«僕が魔法の決闘で負けるなんてそんな失態は断じてない!!»
三人が一斉に杖を構えた瞬間、開始のトングがなり響いた。
イレーヌ先生『それでは、始め!!!!』
イレーヌ先生の合図と共に三人は一斉に上へ飛んだ。
アラジン『まずは、自分に有利な体勢をとろう。』
アラジンが飛び回り周りをうかがっているとシュウがアラジンより高い位置に移動していたのだ。
シュウ『行くよ!!水泡蒸[セイント]』
沢山の泡がアラジンに襲いかかる。アラジンはなんとかボルグで防ぎながらさりげなくティトスの方へ泡がいくように避けていた。
ティトス『っふ!無駄だ、風魔法[アスファル]』
ばらまいた泡が一気に上へ押し戻されてしまった。
すると泡に気を引かれている間にアラジンがティトスの後ろにまわっていた
アラジン『灼熱の双拳[ハルハール インフィガール]!!!』
アラジンの炎がティトスに襲いかかると思いきやティトスは素早く避け炎がシュウの方へ来た。
シュウ『っ!うわ!ア、暴風[アスファル バウザァ]!!』
アラジンの炎とシュウの風が激突し大きな熱風になった。