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金色の標

第4章 クシナ



正直、頭はパンクしてる。
私は走っているのだろうけど足は縺れるしこれだけで息はあがるし、ちゃんとミナトの家へ向かっているのかすら定かじゃない。
でも、とりあえず確かめたい…!

ミナトと付き合って結構経つし、同棲と呼んでいいのか分からないけどミナトの家には結構行っているし予定ではこのままミナトの家で過ごす予定だし、任務に行く前にそんな様子なんかちっともなかった。
だから信じたくない信じたいわけない!…でも、何故かこの走っている間も何人かに声かけられるし、皆に何故か知れ渡ってるわけだし!


「ミナトぉ…」


見えてきたミナトの家。あんなに遠く感じる。
待ってなさいミナト、今、すぐにあなたに会って、



「今すぐ息の根、止めてやるってばねぇえええ!!!!」







「ん?」
「どうしたミナト、話は終わらんぞ」
「…いや、なんか悪寒が」


「ミナト、大変だ!!」
「いのいち!?」
「明日帰還予定だったクシナ達の班が早く切り上がったらしく先程帰還した!」

「…え」

「しかも、噂に噂を読んで、
アラシちゃんお前の隠し子だとか伝わってて、
赤い血潮のハバネロと化したクシナがお前の家へ向かってるそうだ…が」


「く、クシナーーー、違うんだ誤解なんだ!」
「待てミナト!!クシナより先に私等を納得させてから行け!」
「誰かコイツを抑えろ!」
「シ、シカク、クシナを…!」
「悪りぃ俺達じゃハバネロは無理だ」



「クシナーーーー!!」







(絶対、 一発は、

ぶん殴る)

(け、結界なんてクシナの手じゃ一捻りなんだよ!)
(お前は無計画すぎるんだ!!)
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