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レイジーシンドローム

第2章 季節の変わり目


暑い、本当に暑い!
熱中症でも起こすんじゃないかと思う熱気に、香苗の息は荒くなる。

「ごめんなさい。」

謝るならこの手を離せ!
しかしそんな言葉は香苗の口からは出ない。



啓太は先ほどまでしてもらっていたように、香苗の頭を優しく撫でた。




「俺、今からサイテーなことしてもいいですか?」




香苗の答えも聞かないまま、香苗の足に何か固いものが当たった。
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