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レイジーシンドローム

第2章 季節の変わり目


ぽいっと、投げ捨てられるように香苗の体がベッドに寝転がされた。
壁際に追いやるように啓太が隣に寝転ぶ。
今度は2人並んでベッドに横になった。


「なんでやねん。」
香苗の非難の声に啓太が苦笑を返す。
「すみません。」
香苗の目もそろそろ闇に慣れて来た。
苦笑する啓太になんだか香苗もつられてしまって、2人して小さく笑った。
秘密を共有するように、顔を寄せ合って、本当に小さく。



これはもう、浮気になるんだろうな。
彼女さん、ごめんなさい。

頑張れ、自分。
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