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Volleyball Boys 《ハイキュー!!》

第39章 ★Snow Magic 《大将 優》



腹部に手を滑らせると、柔く滑らかな肌触りだった。んっ、みそらがくすぐったそうに身を捩る。白と淡い青のブラの上から、優しく膨らみに触れる。ふにふにと揉んでいると、みそらの喉がこくりと鳴り、表情が強張った。

「みそら、恐いか?」

『う、ん…でも、スグくんが恐いんじゃなくて、なんか、変な感じだから…』

「気持ち、イィ?」

『ん、わかん、なぃ… っ、ん…』

みそらは目をきゅっと瞑っていて、小さく開いた唇からは、喘ぎに似た可愛らしい吐息が零れている。

するりと背中に手を回し、ホックを外す。初めて見たみそらの胸は、そこそこ大きく、初めて女に触れた時よりも胸が高鳴った。

「キレーだな…」

『っ、や、恥ずかし…スグくん、も…///』

そう言われてみれば、俺は服を着たままだ。ベストにYシャツにポイポイと床に投げ捨てる。上半身裸になったところで、みそらがキャ、と小さく悲鳴を上げて目を手で覆った。

「あ?何で?」

『ムリ、恥ずかしくて、見れない…///』

「んなもん、馴れだ、馴れ」

『……スグくんは、女に馴れてるの?』

閉まった、口が滑った。ある程度は馴れだけど、これはそういう問題じゃない。

「みそら、手ぇ貸して」

『え?』

華奢なみそらの手を取り、左胸に当てる。どくんどくんという、心臓の音が聞こえているはずだ。そしてそれは、明らかに普通よりも早い速度のはずだ。

『スグくん……緊張、してる?』

「そりゃ、ったりめーだろ。初めてみそらに触れるんだぞ?俺の初恋だぞ?緊張しないワケねーよ」

不安げに眉を寄せるみそらの頬に、そっと手を当てる。コツン、とデコとデコをくっ付けると、みそらは安心したように深呼吸をした。

「大丈夫だ。恐くねーし、俺がいる」

『うん、そうだね』

そう言うと、みそらはふにゃり、笑う。いつもはクールなみそらが俺にだけ見せてくれたこの笑顔が、堪らなく、好きだ。

それから胸への愛撫を再開させる。ふにふにとしたその感触楽しんだ後、ブラとお揃いのショーツに手を掛け、するりと外した。


   
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