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【マフィア松】狂った世界に君がいた
第12章 殺気【一松】
*一松side*
「よ〜しよし。」
俺に寄ってくる猫達を撫でていると、なぜかすぐそばまでほのかとトド松も寄ってきた。
一「………」
話すことなんてない。だから沈黙を貫いた。
けれど、本当は久々に会えたほのかの視界に入りたくって、
ほのかが気に入りそうな子猫を1匹掴んで渡した。
だけど、俺は大きな間違いをしてしまった。
ほのかに猫を渡すなり、こいつは猫の首をぐっとつかんで折ろうとしたのだった。
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